2013年1月23日水曜日

ゲーマー向けプレミアムデスクトップPC「XPS 700」発表会で見えた,XPSシリーズの抱える課題_3

2シリーズが発売され次第,搭載版のXPSが登場することだろう。どちらかというと,今回の発表は「XPSデスクトップ新筐体のお披露目」的なイメージなのかもしれない。 さて,それ以上に気になったのは,XPS 700というPCのスペックを,デル自体が,ややもてあましているような印象を受けた点だ。 僖蓮甏黏牵琗PS 700のターゲットとするゲームを聞いてみたところ,返ってきた答えはやや意外なことに「ファイナルファンタジーXI」だった。 の読者には改めて説明するまでもないが,ファイナルファンタジーXIは,NVDIA SLIのスケーリングにも,マルチコアCPUにも,もっといえば,(標準では)Dellがゲーマー向けとして訴求している大型ワイド液晶ディスプレイの高解像度にも対応していない,ムートンブーツugg。 ゲームに“そこそこ”利用できるグラフィックスカードが装着されているPCが欲しいのであれば,もう少し安価な選択肢があったり,あるいはAthlon 64を選べたりする,ショップブランドやホワイトボックスメーカー製PCを選べばいい。その状況にあって,「ゲームで利用できるPCが欲しい」人に対し,「PCメーカー」としてのDellに,どういったアプローチができるのか。厳しいことを書かせてもらえば,その突き詰めが若干欠けていると感じた。  XPSのユーザーには,専用の担当者による,24時間365日のサポートが行われるようになるという。これは実にPCメーカーらしいメリットですばらしい。だが,それとは別に,Dellの想定するゲーマーというのはどういう人達のことなのか,この点を明確化して,よりゲーマーのための選択肢を広げたり,スペックごとの具体的な推奨ゲームを提示したりすれば,XPSシリーズの支持はもっと高くなるはず。ただ“箱”を売るだけではない,積極的な展開を大いに期待したい。 ■Mobility Radeon X1800を搭載した ■デスクトップ代替機「XPS M2010」 XPS M2010 ノートPCタイプの新製品である,XPS M2010についても,簡単に紹介しておこう,ugg 偽物。 XPS M2010は,XPSシリーズのノートPC製品のなかで,最も大きな20.1インチの液晶ディスプレイ(光沢タイプ)を搭載し,エンターテイメント用途を重視した製品とされている。 XPS M2010のポイントとして挙げられるのが「斬新なインダストリアルデザイン」「妥協のないパフォーマンス」「優れたエンターテイメント機能」の3点
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