2013年2月3日日曜日

待望の拡張パック第2弾「シヴィライゼーション4 ビヨンド ザ ソード」のレビューを掲載_5

。 本文で触れた電撃勝利を狙った投票の画面。まだ工場や歩兵を作り出したタイミングで外交勝利というのは,オリジナル版「シヴィライゼーション4」では考えられないペースで,将軍難度ではあったものの,15000点超えのスコアでの勝利となった  議題には「異教徒(国教が異なる文明)との交易禁止/宣戦布告」といった強烈なものが含まれる。1国でも反対すれば決議を無効にできる拒否権もあるが,これを使うと正規メンバーから投票メンバーに格下げされてハンマーのボーナスが消え,自国内での不満が高まるというリスクを抱えることになる。なおこの拒否権については,国連での投票にも導入された。  こうした特性を持つバチカン宮殿が,中盤以降の宗教戦略にかなり大きく影響するのは明らかだろう。バチカン宮殿を取ってボーナスと議題のヘゲモニーを握るのが一番よいのだが,これができなかった場合が難問だ。とくに自国に伝わっていない宗教でバチカン宮殿が作られてしまうと,生産と外交にハンディキャップを抱えることになってしまう。  また,バチカン宮殿による電撃的な勝利を狙う戦略も可能になった。2大陸マップの場合,まずバチカン宮殿を作り,自大陸で2国程度を属国化して投票の過半数を握っておく。そこで自由主義を発見して「信教の自由」を採用したあと,他大陸との交通が成立した直後に伝道師を派遣し,ugg ムートン,人口が少ない1都市にだけ伝道を行って全文明をメンバーにする。このあとの会議で投票を行えば勝利,という具合だ。  この戦略,一見したところ相手国が神権政治体制で,国教以外の伝道ができないと,成り立たないように思われる。ところがBtSでは,さらにそれをひっくり返す手段が用意された。それが,一新されたスパイ関係の機能だ。 完全に一新されたスパイ関連機能 近代の「大スパイ」の姿なのだが,スパイって白タキシード着てるもんなんでしょうか(笑)。まあ,洒落として受け取っておきましょう  実のところ「シヴィライゼーション4」のスパイ機能は,どうもパッとしなかった。あまりに強力だったII,その反動で弱くなりすぎたIIIの中間を行くとアナウンスされていたようだが,登場が中盤以降であるうえ,決定的なことをさせるにはお金がかかりすぎ,uggブーツ,という感じがあった。  BtSでのスパイ,というよりも諜報戦の機能は,文字どおり一新されている。スパイユニットを使う能動的な活動と,新設された「諜報ポイント」で行う受動的な情報収集/防諜活動の組み合わせになっているのだ
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