2013年4月5日金曜日

連載「PCゲームを持ち出そう!」。第48回はアドベンチャーゲーム「MYST」のNDS版を紹介_2

。ゲーム内には多数のパズルが用意されており,それらを解き進めることでストーリーが展開していくのだが,そうやすやすとはクリアできず,何日も悩み続けたっけなあ(再び遠い目)。  MYSTのストーリーを簡単に説明しよう。「Myst」というタイトルの本にけつまずいた主人公(=プレイヤー)。その本を開くと,とある島に関する事柄が書き込まれている。最後のページを開いた主人公は,手をそのページに置いた瞬間に気を失ってしまう。目が覚めるとそこは,先ほど読んだ本に書かれた島そのものだった……。  主人公は,島にある図書館に置かれた2冊の本に閉じ込めれた,「Sirrus」「Achenar」の二人から,救出を依頼されることになる。Myst島は,「Linking book」を介してさまざまな「Age」(時代)に通じている。雰囲気が大きく異なる,それぞれのAgeに用意されたすべてのパズルを解くことが,ゲームの最終目標だ。  さて,私は最初にMYSTのNDS版の話を聞いたとき,「realMYST」やのようにグラフィックスがフル3D化されたり,パズルそのものが刷新されたりするのではないかと思っていた。しかし実際に遊んでみるとその逆で,初代MYSTと同様のプレイフィールがしっかりと受け継がれている。  根っからのMYSTファンとしては,MYST DSが,MYSTシリーズの生みの親であるミラー兄弟の作品ならまだしも,そうでないデベロッパが開発している以上,ヘンに手を加えられてイメージが壊されてはたまったものじゃない。  おそらく,そんなファンのために,あえて大きな機能追加/変更を行わなかったのではないかと思うのだ。まあ,開発コストとか,いろんな事情があるのでしょうけどね。  ちなみに,このことは操作性の面からもうかがえる,rmt。というのもMYST DSでは,すべての操作を下画面(タッチスクリーン)のみで行うようになっており,十字キーやA/B/X/Yボタンには操作が一切割り当てられていないのだ。マウスのみで操作する,PC版MYSTのプレイフィールに対するこだわりがあったのではないかと思うのだ。まあ,開発コストとか(以下略),ドラゴンクエスト10 RMT。 MYST DSの見どころはココ!  MYST DSがオリジナルに完全に忠実な移植作かというともちろんそうではなく,NDSならではの要素が盛り込まれている。例えば,下画面のマップボタンを押すことで上画面に島の地図を表示できるほか,虫眼鏡ツールを使うことで,下画面内に表示されている本の内容を,上画面で詳しく確認できるといった具合だ
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